【イサーン】マハサラマムで生の屠殺(と殺)を拝見 日本の食育を考える
こんにちは。
今回はちょっと真面目にいきます。
マハサラマムへ行ってきました。
綺麗な景色と水牛達。
畑は片栗粉の原料の芋になるそうです。
鶏がマイケルジャクソンに見えました。
すいません。
真面目に真面目に。
犬コロ、鶏放し飼い。
ちなみに飼っているというか、勝手に住み着いている感覚でした。
水牛行進中。
車は通れません。
【捕獲】
さてここから更に真面目にいきましょう。
ガイバーンと言われる放し飼いにされた鶏を
パチンコでバチコンとやります。
ブロイラーとは違い筋肉がしっかりしていて
物凄く足が速いです!
マジで鶏が見た事ない速さで走ります!!
ブロイラーは狭いところで飼われているので、遅いんです。
なんとか捕まえたら、目を隠し、空気が通る復路で保管。
今回は、自分のために豪華に夕食をという事で捕まえてくれた様です。
【血抜き】
時間が来たら、
目を隠し。足を捕まえて、首から包丁でいきます。
首をへし折るという方法もありますが、しっかり血を抜かないと臭くなってしまう様です。
【羽抜き】
羽根をひたすら抜きます。この後、残った羽根を炙るのである程度で大丈夫です。
【炙り】
細かい残った毛や羽根を炙って、再度むしりす。
こうなります。
なんと10歳位の少年が捌いてくれます。
男性の仕事なのかもしれません。
僕はイサーン少年応援団日本人団長。
宜しくお願いします。
中から殻もまだしっかりしてない柔らかい卵が出てきました。
あと卵黄が大小5個出てきました。
本当に命に感謝です。
イサーン料理のトムガイ。
ガイバーンは旨味豊富。
筋肉質で肉は固めながら味が強い。
レバー・砂肝も全く臭みなし。
(そりゃそうだ。)
さっき捌いたのだものね。
おまけのチンリー。
コオロギのフライです。
タンパク質豊富で栄養満点高級食品。
更にこちらも捕まえたて。
祝いの席で、豪華にと祝っていただきました。
それ以上に本当に勉強になって、むしろこっちの方が人生にとっての財産になりました。
命に感謝と親は言うが、親の世代は知っているのだ。(ちなみに僕は現在33歳)
「いただきます」とはまさにこの事。
命をいただく。
感謝しかない。
日本はと殺に関してまだまだ後進国。
このような事は小さい時に知っておかなければいけない事だと考えます。
興味があれば更に日本のと殺状況を調べてみるといいと思います。
ありがとうございました。
ではまた〜。